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元バルサMFシャビ、現役引退を表明「指導者のライセンスを取る」

 アル・サッド(カタール1部)の元スペイン代表MFシャビが現役を引退する旨のコメントを残した。9日、スペイン紙『アス』が報じている。

 2015年にバルセロナからアル・サッドへと加入したシャビはこれまでのキャリアを振り返り「ケガに苦しんでこなかったのは幸運なことだと思う。しかし、体の衰えは否定できない。キャリアは下降線を下っている。体が回復するのも遅くなった。そんな僕でもカタールは許してくれたんだ」

「選手としての最後の年になると思うよ。来年は指導者としてのライセンスを取得するつもりなんだ」

 現役引退を示唆したシャビは下部組織からバルセロナ一筋でプレーしてきた。1998年にトップチームデビューを果たすとアル・サッドに移籍するまでで公式戦767試合に出場している。これはクラブの歴代最多出場記録にもなっている。

 チャンピオンズリーグ優勝4回、リーガ優勝8回と数多くのタイトルを手にしてきたシャビ。指導者としての活躍にも大きな期待が持てそうだ。