元マンチェスター・ユナイテッド所属、現マルセイユのDFパトリック・エブラが2日行われたヨーロッパリーグの試合前に退場するというハプニングがあった。
試合前のウォーミングアップ中、マルセイユの選手たちが、彼らのサポータであるマルセイユサポーターが陣取るゴール裏に詰め寄り一触即発の事態に。するとサポーターの1人がエブラを挑発。恐らく、人種差別的な発言、あるいは侮辱的なヤジだった。
これに激昂したエブラはスタンドからピッチサイドに下りてきたサポーターの1人に対して、左足のハイキックを見舞った。その後、同選手の暴力行為を重く見た主審は試合開催前の段階で同選手に対して、退場処分を科している。
なお、エブラはヨーロッパリーグ史上初めて、試合開始前に退場を命じられた選手となった。日本代表DF酒井宏樹は後半から途中出場している。
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