チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が16日に行われた。今回は、決勝トーナメント1回戦から実現した、5つのビッグマッチをご紹介する。
ドルトムントvsPSG
パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督の古巣対決が実現。ボルシア・ドルトムント(リーグ戦15試合で37得点)、PSG(リーグ戦17試合で39得点)ともに高い攻撃力を誇るチームだ。対照的なのはドルトムントがホームで強さを見せているのに対し、PSGはアウェイで強さを見せている点だ。
ドルトムントはホーム、ジグナル・イドゥナ・パルクでサポーターの声援を力に変えることができるだろうか。PSGはそれをねじ伏せることができるだろうか。
レアルvsマンC
復活の兆しを見せるレアル・マドリードと、今シーズンは昨シーズンほどの強さを見せることができていないマンチェスター・シティが決勝トーナメント1回戦で激突する。
これまでに4度対戦している両者だが、シティは2分2敗と勝利を収めることができていない。ただ、2017年に行われたプレシーズンマッチでは4-1で勝利している。シティは対マドリード公式戦初勝利を飾ることができるだろうか。
アトレティコvsリバプール
リーグ戦5位と苦しみながらも、相変わらずの高い守備力を披露しているアトレティコ・マドリード(リーグ戦17試合で10失点)は、プレミアリーグを独走するリバプールと激突。
これまでに4度対戦している両者だが、1勝2分1敗と完全に5分。得失点も±0だ。通算成績で勝ち越すのは、どちらのクラブになるだろうか。
チェルシーvsバイエルン
圧倒的な破壊力を見せつけるも、攻守がかみ合わずリーグ戦では5位に甘んじているバイエルン。相対するのは攻守がかみ合い効率的に勝利を収めているチェルシーだ。
チェルシーとバイエルンはこれまでに4度対戦しており、1勝2分1敗と5分の成績。均衡を破るのは実績のアルロベルト・レバンドフスキか、若さのタミー・アブラハムか。かつて、PK戦の末にCL決勝でバイエルンを破ったフランク・ランパード監督の采配にも注目だ。
ナポリvsバルセロナ
ナポリとバルセロナが初めて相まみえることとなった。両者ともにグループステージを順調に勝ち進んだクラブだ。しかし、リーグ戦では対照的で、バルセロナが首位を維持しているのに対し、ナポリは8位と苦戦している。
先日、カルロ・アンチェロッティ前監督の解任を発表し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の招聘を発表したナポリ。同監督は監督として迎える初のCLがバルセロナ戦となった。約2ヵ月と言う限られた時間で、バルセロナを倒すチームを構築できるだろうか。
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