レガ・プロ昇格プレーオフが現地時間の17日に行なわれ、2年前にクラブが破産したパルマ・カルチョ1913のセリエB昇格が決まった。
2015年にクラブ破産を経験し、セリエD(イタリア4部)まで降格していたパルマ。しかし、その後も大規模な主力放出のなかで一年でレガ・プロ(イタリア3部)昇格を決め、今季はセリエB昇格を目指して戦っていた。パルマと同じレガ・プロB地区にはアメリカ資本を投入し、元ミランのフィリッポ・インザーギ監督が指揮官を務めるベネツィアが同居。パルマはグループ2位で昇格プレーオフへ回ることとなった。
それでもプレーオフでピアチェンツァ、ルッケーゼ、ポルデノーネ、アレッサンドリアを下したパルマは見事セリエB昇格が決定。破産から2年で2部帰還を果たしている。
クラブ破産以前よりパルマに在籍している主将クリスティアーノ・ルカレッリは「難しいと分かっていた」と心境を語った。
「我々はミッションを成し遂げた。ここには偉大なグループと偉大な男たちがいる」
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