2011年から2014年にかけてユベントスで成功したアントニオ・コンテは有力候補の一人だろう。チェルシーの指揮官を退任して以降はフリーとなっており、来季はセリエAに戻ってくるとみられている。移籍先はインテルかユベントスか。注目が集まる。
エリック・テン・ハーグ
ジョゼップ・グアルディオラ監督がバイエルン・ミュンヘンの指揮官を務めていた当時、リザーブチームの監督を担っていたことで知られるエリック・テン・ハーグ。2017年12月にアヤックスの指揮官に就任すると、今季はUEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリード、ユベントスを破り、準決勝進出に導いた。
シモーネ・インザーギ
2017年のスーペルコパと、今年のコッパイタリア。これまでラツィオで2つのトロフィーを獲得しており、その手腕はイタリアサッカー界で高く評価されている。ユベントスのスポーツディレクターを務めるファビオ・パラティッチと幼少期からの友人であるという関係性から、ユベントスの指揮官就任が噂されている。有力候補の一人だろう。
ディディエ・デシャン
2006年から2007年にかけてユベントスで指揮を執った。昨年夏にはフランス代表をワールドカップ優勝に導いており、その手腕は世界トップクラス。再びクラブチームを率いるのではないか、と噂されており、ユベントスもその候補の一つとして報じられている。
ジョゼップ・グアルディオラ
カタルーニャのメディアは、グアルディオラがユベントス移籍に近づいているとかねてから報道しているが、本人は「何回言わないといけないんだ。私はユベントスには行かない。イタリアには行かない」ときっぱりと否定している。
ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドでは屈辱的な退任を余儀なくされたが、イタリアでの成功は忘れてはならない。2010年にインテルでUEFAチャンピオンズリーグを制覇しており、クラブの宿願を達成するために、可能性は低いが「劇薬」に手を出す可能性もなくはないと報じられている。
マウリシオ・ポチェッティーノ
ポチェッティーノはイタリア系アルゼンチン人であり、アルゼンチンで住んでいたイタリア系移民の居住地は、人々にイタリア“色”が色濃く残っていたという。「昔はユベントスファンだったんだ。私の祖父は沢山のことを教えてくれたよ。最初は子供なのでよくわかってなかったけどね。でも我が家ではチームはずっとユベントスだった。遠くにいたけれど、成長するにつれユベントスの偉大さがわかったんだ」と昨季のCLで対戦した際にコメントしていた。もちろん、ユベントス移籍の可能性が報じられているが、可能性は極めて低いだろう。
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