どの時代においても、世界屈指のストライカーが集まるプレミアリーグ。世界的な点取り屋の存在が、プレミアリーグを世界一の競争力を持つリーグにしている1つの要因となっている。今現在もセルヒオ・アグエロやモハメド・サラー、ピエール=エメリク・オーバメヤンなど、世界中のスター選手が得点ランキングの上位に食い込んでいる。ただ、多くの世界的なストライカーが成功を収めている中で、中には適応に苦戦し期待に応えられなかった選手も少なくない。今回はそんな5人の世界的ストライカーをご紹介する。
ゴンサロ・イグアイン
クラブ:チェルシー
ジエゴ・コスタ、アルバロ・モラタの穴を埋める以上の活躍を求められ、1月にチェルシーにやってきたイグアイン。恩師マウリツィオ・サッリの下で、活躍が期待されたが移籍後のゴール数はわずかに3だ。スペインやイタリアで見せていた活躍は見れないのかもしれない。
ラダメル・ファルカオ
クラブ:モナコ
ポルトガル、スペインで4シーズンの間に142ゴールを稼ぎ出したファルカオ。世界的ストライカーの1人とみなされ、大けがの後だったが、レンタルでマンチェスター・ユナイテッドに加入した彼への期待度は高かった。しかし、負傷の影響かまったく活躍はできずにシーズンを終え、ユナイテッドも買い取りオプションを行使することはなかった。
アンドリー・シェフチェンコ
クラブ:引退済み
ミランでほぼすべてを勝ち取ったシェフチェンコは2006年5月にチェルシーへ移籍。ただ、当時としては巨額の移籍金に見合う活躍はできず、2008年に二コラ・アネルカが加入すると、出場機会は激減した。2008年8月に古巣ミランへの復帰が決定したが、彼がかつてのパフォーマンスを取り戻すことはなかった。
フェルナンド・モリエンテス
クラブ:引退済み
レアル・マドリードで華々しい活躍を見せたモリエンテスは2005年にリバプールに加入。デビュー戦となったマンチェスター・ユナイテッドとの一戦でゴールを挙げ、彼への期待度は爆発的に上がったが、体調が優れない時期が続きミランとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝にも出場することはできなかった。結局、彼が1.5シーズンで残した数字は12ゴールだけだった。
ディエゴ・フォルラン
クラブ:フリー
現在、監督としての道を歩んでいるフォルランがプレミアリーグに参戦したのは、彼が多くのものを勝ち取る前の2002年。しかし、欧州初挑戦はフォルランにとって難しいものとなった。2002/2003シーズンこそチームのタイトル獲得に貢献したが、その他のシーズンは不振にあえぎ、ウェイン・ルーニーの加入により彼の居場所はなくなっていった。
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