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久保建英が注目発言!「ソシエダとの契約は…」トッテナムなど3クラブ以上関心か

久保建英 写真:アフロスポーツ

 レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、3月の国際親善試合(対イングランド代表、スコットランド代表)で招集外。FIFAワールドカップ北中米大会前の代表復帰、本大会での活躍が期待される一方、2026年夏に移籍する可能性が浮上。トッテナム・ホットスパーをはじめ複数クラブからの関心が報じられる一方、本人は自身の去就に言及している。

 スペイン紙『アス』は、久保が現時点で自身の将来について明言を避けていると報道。「この夏のワールドカップ終了後まで自身の将来について判断を保留している」とし、同選手の市場価値と評価の高さにも触れている。

 「2022年夏に加入して以来、24歳のウインガーはチームの主力としての地位を確立してきた。そのパフォーマンスにより、プレミアリーグやイタリア、ブンデスリーガのクラブが関心を寄せており、直近ではトッテナムが6000万ユーロの契約解除条項に注目している。両者の契約解除条項に関しては、レアル・マドリードが売却益の50%を保持している」

 一方で、チーム状況は今季を通じて大きく揺れ動いてきた。序盤は降格圏に沈んでいたが、セルヒオ・フランシスコ監督の解任、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督の就任により状況が一変。現在は欧州カップ戦出場圏争いに加わるまでに回復している。同紙も「マタラッツォはチームのメンタリティ変化の鍵となっている」と伝えており、指揮官交代が久保の今後に与える影響にも注目が集まっている。

 久保自身も欧州大会でのプレーに強いこだわりを持つ選手だ。2025年11月の会見では、週中の試合がある日程を好む姿勢を明かし、欧州カップ戦への出場を重要視していることがうかがえる。クラブが再び欧州舞台に返り咲くかどうかは、今後の判断材料の一つとなりそうだ。

 また、今季は足首や左ハムストリングの負傷もあり、本来のパフォーマンスを十分に発揮できていないが、それでも評価が大きく揺らぐことはないと見られている。実際、関心を寄せるクラブが減少しているとの報道はなく、依然として移籍市場で注目される存在であり続けている。

 現時点で久保は「ソシエダとの契約は残っている。なので、残留の意思はある」としながらも、将来については明言を避けている。さらにラジオ番組で「この夏にはワールドカップがある」と語り、大舞台への集中を優先する姿勢も示している。

 これらの状況を踏まえると、今夏の去就に関する決断はワールドカップ後に持ち越される可能性が高いと考えられる。仮に大会で結果を残せば市場価値はさらに高まり、契約解除条項を巡る動きが具体化する展開も想定される。一方で、マタラッツォ監督体制のもとでクラブが欧州カップ戦出場権を獲得すれば、残留という選択肢も現実味を帯びるだろう。

 いずれにしても、久保の将来はクラブの成績、指揮官のプロジェクト、そしてワールドカップでのパフォーマンスという複数の要素が複雑に絡み合う中で決定されることになりそうだ。今後の動向から目が離せない。