
マインツ所属MF佐野海舟とMF佐野航大(NECナイメヘン)は、3月の国際親善試合(対スコットランド代表、イングランド代表)で日本代表に招集。FIFAワールドカップ北中米大会での“兄弟共闘”も期待されるなか、守備面でのスタッツにおいても両者の存在感が際立っている。
海外データサイト『Comparisonator』が3月27日に公表した「敵陣でのボール奪取数(90分平均)」のランキングによると、弟の航大が6.06回で3位、兄の海舟が5.89回で4位にランクイン。欧州主要リーグのセントラルミッドフィルダーを対象とした指標で、攻守の切り替え局面における貢献度の高さが証明された形だ。
ランキングのトップは、6.53回を記録したマッズ・ビストルップ(レッドブル・ザルツブルク)で、2位にはハネス・ファン・デル・ブルッヘン(サークル・ブルッヘ:6.38回)が続いた。佐野兄弟はそれに次ぐ位置につけており、いずれも相手陣内でのプレッシングやセカンドボール回収といった局面で高いパフォーマンスを維持していることがうかがえる。
特に航大は、攻撃参加と守備強度を両立するプレースタイルが評価され、オランダ1部リーグで存在感を強めている。一方の海舟も、ブンデスリーガの強度の高い試合環境の中で安定した守備力を発揮。1試合平均の走行距離でも注目を集めるなど、マインツの中盤を支える存在となっている。
近年の日本代表は、アタッカーのみならず、対人守備の強さを武器とするセントラルミッドフィルダーの層も厚みを増している。今回のデータは、その傾向を裏付ける結果となったと言えるだろう。今後、代表の舞台で“兄弟共闘”が実現すれば、攻守両面でのシナジーにも期待がかかる。
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