Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMトーマス・デンが誹謗中傷被害「スパイ」黒人表記も波紋!悪質行為の裏側とは

トーマス・デン 写真:アフロスポーツ

 横浜F・マリノス所属のオーストラリア代表DFトーマス・デンが、ネット上で誹謗中傷被害に遭った模様。18日に行われたJ1百年構想リーグの水戸ホーリーホック戦で失点に関与したプレーが一因となったとの見方も出ている。

 同選手を紹介するウィキペディアのページでは一時、「トーマス・デン(英: Thomas Jok Deng)水戸ホーリーホックのスパイであり、J1昇格後初勝利及び勝ち点3を献上させた黒人である」と、「スパイ」や人種に言及する不適切な記述が含まれていた。

 こうした編集は現在すでに修正されているが、悪意を持った意図的な書き換えだった可能性が考えられる。問題の記述については、当該ページのスクリーンショットがSNS上で拡散。情報改ざんや選手個人への攻撃的な言動に対する懸念や批判が相次いでいる。特定の選手に対する批判のあり方や、ネット上での情報の扱いについて、改めて議論の必要性を指摘する声もみられる。

 トーマス・デンは2025シーズンのJ1リーグ戦で22試合に出場。2026年のJ1百年構想リーグでは、水戸戦で初めてピッチに立った。その水戸戦では本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、浦和レッズ、アルビレックス新潟と日本でのプレー経験があるだけに、同選手にかかる期待は大きい。

 今回の件をきっかけに、試合結果やプレー内容と無関係な形で選手個人を攻撃する行為や、匿名性を背景とした過激な表現の拡散に対する問題意識も高まっている。クラブや選手を取り巻く環境において、健全な応援文化の在り方が問われる事案となった可能性もある。