Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸サポーター、C大阪アンセムにブーイング!Jリーグ応援文化にあるダブルスタンダードとは?

ヴィッセル神戸 写真:アフロスポーツ

 ヴィッセル神戸は22日に行われたJ1百年構想リーグで、セレッソ大阪と対戦し、PK戦の末に敗れた。試合前、ホームのC大阪サポーターがアンセム「POWER AND THE GLORY」を歌っている際、アウェイ側の神戸サポーターからブーイングが噴出。この場面を巡って様々な意見が上がっている。

 神戸のホームゲームでは、ホームサポーターがクラブアンセム「神戸讃歌」を歌う際、アウェイサポーターによるブーイングなどの行為に対し、再三配慮を求める声が上がっていた。そのため今回の事象を受け、応援文化における一貫性やマナーを巡る議論が改めて注目される形となった。

 X上では、アウェイゴール裏の様子を捉えた動画が拡散されるとともに、アンセム歌唱時の振る舞いについて様々な意見が投稿されている。中には、特定のクラブの楽曲に対してはブーイングを控えるべきとする考え方と、他クラブに対する行為との整合性を問う見方が並立している状況も見受けられる。

 一部では、過去の事例を引き合いに、アンセムに対するブーイングの是非について以前から議論が存在していたとする指摘も。ダブルスタンダードとの意見も上がるなど、収束の見通しは立っていない。

 サッカーにおける応援はクラブごとに特色があり、熱量の高さが魅力のひとつでもある。一方で、対戦相手やその文化へのリスペクトをどのように保つかは、長年議論されてきたテーマでもある。今回の一件は、改めてスタジアムにおける振る舞いや応援のあり方について考えるきっかけとなりそうだ。