
ブラウブリッツ秋田は15に行われたJ2・J3百年構想リーグで、栃木SCと対戦。新スタジアムの整備計画を巡る動きに注目が集まるなか、今季ホーム開幕戦で秋田市の沼谷純市長や秋田県の鈴木健太知事が来場しなかったことも話題を呼んでいる。
ソユースタジアム開催のホーム開幕戦では、「みんなでつくる!秋田のスタジアムプロジェクト事務局」による募金活動が実施。新スタジアム建設費の調達を目指す中、事務局関係者等がファン・サポーター等に寄付を募っていた。
クラブは当初、民間主体でスタジアム整備会社を設立し、建設と運営を担う構想を想定していたと説明。しかし建設資材や労務費の高騰、民有化に伴う税負担、さらに法令上の課題などを踏まえ、民設での整備は困難との判断に至ったとしている。その上で、官民連携による行政主体での整備を検討するよう求めた。
維持管理費や運営費については、クラブを中心とする民間事業者で構成する運営会社が担うことを基本方針としつつ、公共施設としての利用拡大を踏まえ、三者協議の中で詳細を詰めるとしている。また民間資金については、行政側の整備費と同規模の資金調達を目指す考えを示し、企業版・個人版ふるさと納税の活用も提案した。
一方、沼谷市長は県・市・クラブによる三者協議について「県が市に対し単独で整備主体や施設保有者となることを求めている状況では参加できない」と述べ、現状の枠組みでは協議に加わらない考えを明らかにしている。
それだけに、栃木SC戦では沼谷市長や鈴木知事など、一部の地元自治体関係者が来場せず。当然のことながら、秋田サポーター等に向けての挨拶も実施されなかった。混迷深まる新スタジアム計画や、クラブと自治体の関係性に注目が集まる。
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