日本代表・海外組 海外日本人選手

野澤大志ブランドンが日本代表入り?FC東京からベルギー移籍後初の”大仕事”も!

野澤大志ブランドン 写真:アフロスポーツ

 FC東京在籍歴のあるGK野澤大志ブランドンは現在、ロイヤル・アントワープの正守護神として活躍。15日に行われたベルギー1部リーグ戦でも好パフォーマンスを発揮しているだけに、3月の国際親善試合(対スコットランド代表、イングランド代表)で日本代表に招集される可能性も浮上。今後の結果次第では、FIFAワールドカップ北中米大会に参戦するかもしれない。

 野澤は15日に行われたスタンダール・リエージュ戦でもフル出場し、チームの勝ち点1獲得に貢献。この試合で最大のハイライトとなったのが、アントワープ移籍後初となるPKストップだ。0-0で迎えた65分、相手のPKを完璧な読みで阻止し、ゴールを死守。これまでも驚異的なセーブ数を記録してきた野澤だが、この大一番で見せた勝負強さは、現地メディアやファンの間でも大きな反響を呼んでいる。

 野澤は2025年夏にFC東京からアントワープへ完全移籍。加入当初は出場機会を待つ時期もあったが、同年10月以降はリーグ戦全試合でスタメン出場を継続している。特に2月は圧巻の活躍を見せ、クラブの月間MVPを受賞。象徴的だったのは2月13日のアンデルレヒト戦だ。チームは0-4で敗れたものの、野澤は11本ものセーブを記録し、海外採点サイト『Sofascore』で10点満点中「9.9」という異例の高評価を獲得。敗戦チームのGKがマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるという、極めて稀なケースを生み出していた。

 直近の試合でも、8セーブを記録して阻止したゴール数が「2.12」に達するなど、スタッツ面での貢献はベルギー1部でも屈指の数字を叩き出している。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』も「野澤の好セーブがなければ敗れていた」と報じるなど、守備陣が押し込まれる展開を個の力で凌ぐ場面が目立っている。

 この活躍を受け、期待が高まるのが日本代表での立ち位置だ。現在の森保ジャパンでは、イタリアで活躍する鈴木彩艶(パルマ)が正守護神の座に就いているが、バックアッパー争いは依然として熾烈。早川友基(鹿島アントラーズ)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)らが候補に挙がるなか、欧州の主要リーグで「月間MVP」や「9.9点」という実績を積み上げる野澤が、代表メンバー入りへ割って入る可能性は極めて高い。