
FC東京在籍歴のあるGK野澤大志ブランドンは現在、ベルギー1部ロイヤル・アントワープの正守護神として活躍。クラブの2月度月間MVPに選出されるなど、現地で評価を高めているが、一部の公式戦で驚異的なパフォーマンスを発揮。FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表入りに向けて前進している。
2月13日に行われたオランダ国内カップ戦(対アンデルレヒト)では、アントワープが0-4で敗れたものの、野澤は圧巻のパフォーマンスを披露。相手の猛攻を受ける中で11本ものセーブを記録し、決定機を幾度となく阻止した。
驚くべきは試合後の評価だ。海外採点サイト『Sofascore』は、野澤に10点満点中「9.9」という異例の高得点を付与。敗戦チームのGKがここまでの数字を叩き出すのは極めて珍しく、同サイトではマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。
4失点という結果だけを見れば厳しい内容だが、守備陣が崩壊する中で孤軍奮闘。ビッグセーブを連発しなければ、さらに大差がついていた可能性もある。数字が示す通り、この試合は野澤の存在感が際立った一戦だった。
野澤は2025年夏、FC東京からアントワープへ完全移籍。加入当初はベンチを温めていたが、2025年10月以降は公式戦全試合でスタメン出場。リーグ戦で安定したパフォーマンスを継続している。月間MVPの受賞は、その積み重ねが評価された結果だ。
一方、日本代表のGK陣では鈴木彩艶(パルマ)のバックアッパー争いが熾烈に。早川友基(鹿島アントラーズ)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)らが候補だが、この争いに野澤が割って入る可能性は十分考えられる。
コメントランキング