
町田ゼルビアは21日開催のJ1百年構想リーグで東京ヴェルディと対戦。今回の東京クラシックでは、ゴール直前における日本代表MF中山雄太(町田)とMF森田晃樹(東京V)のコンタクト、中山のゴールを認めた主審の判定を巡り様々な意見が挙がっているが、MF松橋優安(東京V)を背後からのスライディングタックルで倒した日本代表MF相馬勇紀(町田)のプレーも話題に。試合後、相馬を標的にした誹謗中傷投稿が相次いでいる。
前半6分、相馬は左サイドでボールタッチがやや乱れた直後、ボールを奪われると、ドリブルで駆け上がろうとした松橋に背後からスライディングタックル。松橋の左足に激しくコンタクトして倒した。主審はプレーを止めたものの、相馬のファウルは取らず、ドロップボールで試合を再開。東京Vの城福浩監督はサイドラインで声を荒げて抗議した。また、松橋はしばらくしてから立ち上がったものの、試合再開から1分程度で再びピッチに倒れ込み、プレー続行が不可能に。MF新井悠太との交代でピッチを後にした。
負傷退場した松橋の状態が心配される一方、ネット上では相馬に対する誹謗中傷メッセージや心無いコメントが相次ぐ事態に。脅迫とも受け取られかねないコメントも見受けられるだけに、ファン・サポーター等の間で議論の対象になっている。
また、相馬のインスタグラムアカウントでは、東京V戦でフリーキックからゴールを奪うシーンが動画でアップされているが、この投稿にも松橋へのスライディングタックルに関する批判コメントが寄せられている。
勝敗や判定を巡る議論はスポーツの一部であり、プレーの是非について多様な意見が生じること自体は健全である。しかし、その矛先が個人への誹謗中傷や脅迫的言動へと転化した瞬間、それは競技の枠を逸脱した問題となる。
判定への疑問は冷静な検証と制度的議論によって解消を図るべきであり、選手個人の人格や尊厳を傷つける行為は断じて許されない。SNSが発達した現代においてこそ、ファン・サポーターには節度ある言論と責任ある態度が強く求められている。
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