Jリーグ 清水エスパルス

元清水エスパルスFWルーカス・ブラガに現役引退危機!移籍破談・未払い主張で訴訟も

清水エスパルス 写真:アフロスポーツ

 清水エスパルス在籍歴のあるブラジル人FWルーカス・ブラガは、ブラジル1部ECヴィトーリアと契約解除。フォルタレーザへの期限付き移籍がメディカルチェックで不合格となったことにより破談に終わっているが、同選手には現役引退の可能性があるという。

 ブラジル『ge』によると、ブラガはプレーの継続を妨げる心臓疾患と診断されたとのこと。フォルタレーザへの期限付き移籍でクラブ間合意に達していたものの、契約締結前のメディカルチェックで異常が判明し、プレー不可と判断。この心臓疾患により、現役引退の危機に直面しているという。

 その後、ブラガとECヴィトーリアの契約解除が、CBF(ブラジルサッカー連盟)の選手登録情報公報(BID)に掲載された。ただECヴィトーリアは同日、公式声明を発表。契約解除につながった司法判断について見直しを求めていることを明らかにしている。ECヴィトーリアは全国紛争解決委員会(CNRD)で承認済みの合意が現在も有効であり、今回の判断はその効力を十分に検討していないと主張している。

 ブラガは2025年にECヴィトーリアへ加入したが、2025シーズンの公式戦35試合で2ゴールにとどまり、2026シーズンは構想外に。くわえて選手側は勤続積立金未払いを理由に訴訟を起こしていたことも報じられている。一方ECヴィトーリア側は、未払いは存在しないと強調。CNRDでは訴訟取り下げ、契約延長、他クラブへの期限付き移籍を含む合意が成立していたとしている。

 フォルタレーザ移籍では、ECヴィトーリアが給与の50%を負担し、一定条件下で買い取り義務が発生する条項も含まれていたが、メディカル不合格により交渉は白紙に戻った。クラブは今後、医療面での精密検査を実施した上で、法令に基づき契約上の扱いを判断するとしている。なお、選手本人および代理人は現時点でコメントしていない。