Jリーグ 鹿島アントラーズ

Jリーグ移籍金収入わずか50億円で世界34位…鹿島アントラーズOBは過去に指摘「ゼロ円移籍が…」

Jリーグ 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ所属ザンクトパウリへ移籍見込みの京都サンガ所属FW原大智をはじめ、この冬も複数の日本人選手が海外移籍。Jリーグクラブにとって、依然として移籍金収入の確保が大きな課題になっているほか、鹿島アントラーズOBの内田篤人氏は以前から問題提起している。

 FIFA(国際サッカー連盟)は1月28日、国際移籍に関するレポートを公表。これによると、2025年にJリーグクラブが受け取った移籍金収入は3170万ドル(約50億円)であり、世界34位。韓国こそ上回ったものの、イスラエル、ブルガリア、スロバキアといった欧州の中小国を下回る結果に終わっている。

 この日本人選手の欧州移籍を巡っては、内田氏が以前、インターネット動画配信サービス『DAZN』制作「内田篤人のフットボールタイム」に出演した際、「もちろんゼロ円移籍が悪だとは思いませんが、チームとしても、サポーターとしても、これだけ移籍金がオープンになっていたらみなさんも理解できる。チームのために何か残すなら、プロの世界なのでそれがお金なのは普通なことだと思います」と指摘していた。

 また、セレッソ大阪所属の元韓国代表GKキム・ジンヒョンは「日本人選手は欧州へ挑戦するとき、本当にすべてを捨てる」「お金(年俸)や現在の所属クラブ内での立場を考えず、夢のために挑戦する」などと私見を披露。

 「香川の移籍金は4,200万円程度に過ぎなかった。日本代表でプレーしていたミッドフィールダーが、安い移籍金でも欧州へ行った。Jリーグのクラブも、所属選手の欧州行きに前向きだ。『行って活躍してこい』という雰囲気が強い。移籍金を気にせず送り出してくれる」と、チームメイトである元日本代表MF香川真司のボルシア・ドルトムント移籍にも言及している。