Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

J2札幌獲得見送り…柏レイソルMFの元同僚ペドロ・ゴメスにラ・リーガ移籍報道

北海道コンサドーレ札幌 写真:Getty Images

 ポルトガル人DFペドロ・ゴメスは、北海道コンサドーレ札幌の沖縄キャンプに参加していたが、加入の可能性は消滅。フリーのままであるなか、ここに来てラ・リーガ移籍に向かっているという。

 海外メディア『SVフットボール』は19日、ゴメスの去就について「バレンシアの獲得候補のひとりだ」とリポート。交渉や正式オファーの有無は、現時点で報じられていないが、現在2部降格ラインから勝ち点1差の17位に沈んでいるバレンシアのキーマンとなる可能性があるという。

 現在22歳のゴメスは、身長185センチで右利きのセンターバック。スポルティングCPの下部組織出身であり、ポルトガル1部ボアヴィスタ在籍時にはMF渡井理己(現柏レイソル)とチームメイト。2024/25シーズンはポルトガル1部リーグ戦18試合にスタメン出場したが、シーズン後半戦に出場機会を失い、契約満了により退団している。

 ボアヴィスタ退団後の2025年夏、アゼルバイジャン1部カパズと2年契約を締結したゴメスだが、10月時点で構想外に。海外メディア『Sport24』が「指揮官はトレーニングにおける彼のパフォーマンスに不満を抱き、構想外を通告。出場機会を与えなかった」と伝えると、12月に契約解除により退団していた。

 プロの世界において、評価は環境や指導者、タイミングによって大きく揺れ動くものである。構想外とされた選手が、別の舞台では救世主として期待されることも珍しくない。ゴメスの歩みは、その不確実性と同時に、挑戦を続ける者に残された可能性の広さを示している。

 Jリーグ挑戦が消滅したことは後退に見えるかもしれないが、ラ・リーガという最高峰への道が開かれようとしている現実は、キャリアが直線ではないことを雄弁に物語っている。挫折の経験を糧とし、新たな舞台で自らの価値を証明できるかどうか、その真価が今まさに問われているのだ。