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乾・山原流出の影響は?清水エスパルスの今冬補強を徹底検証【J1リーグ2026】

清水エスパルス 写真:Getty Images

3年ぶりにJ1リーグを戦った2025シーズンの清水エスパルス。2024シーズンにJ2リーグを優勝し、J1復帰を果たすと、昨季は開幕2連勝と好スタートを切った。しかし、夏場に勝てない時期もあり思うように勝ち点を積み上げられず、最終的には14位でシーズンを終えた。

その結果を受け、2023シーズン途中からチームを率い、J2優勝とJ1復帰を成し遂げた秋葉忠宏監督が退任。後任には、昨季までヴィッセル神戸を率い、2023年・2024年と2年連続でJ1優勝に導いた吉田孝行氏の就任が決定した。清水は新体制で、明治安田J1百年構想リーグへ臨むこととなる。

清水はこの冬、監督交代だけでなく選手の入れ替わりも多く発生している。なかには2024シーズンのJ2優勝に大きく貢献した選手も含まれており「変革のシーズン」となることは間違いない。ここでは、そんな清水の冬の補強について、ポジションごとに5段階(A~E)で評価していく。


山原怜音 写真:Getty Images

GK/DF:評価C

IN

  • GK石川慧(ヴァンフォーレ甲府より完全移籍)
  • DF日高華杜(法政大学より加入)
  • DFオム・ジュヨン(慶北自然科学高校より加入)
  • DFパク・スンウク(浦項スティーラーズより完全移籍)
  • DF本多勇喜(ヴィッセル神戸より完全移籍)

OUT

  • GK猪越優惟(栃木SCへ期限付き移籍)
  • GK阿部諒弥(引退)
  • DF山原怜音(川崎フロンターレへ完全移籍)
  • DF監物拓歩(福山シティFCへ加入)
  • DFキム・ミンテ(期限付き移籍期間満了)
  • DF羽田健人(FC岐阜へ加入)

守備陣における最大のトピックスは、DF山原怜音の川崎フロンターレへの移籍だ。山原は2022シーズンに筑波大学から清水へ加入。初年度からスタメンとして出場機会を得続け、J2降格となってからも不動の左サイドバックとしてチームを支え続けた。しかし、クラブ在籍6年目を迎えることなく、川崎への移籍を選んだ。また、DF羽田健人やDF監物拓歩といった選手も退団となっており、複数の選手がチームを離れる冬となった。

一方で新加入選手に目を向けると、GKにはヴァンフォーレ甲府から石川慧が加入。比較的若手中心だったGK陣にベテランが加わった。DFラインでは、センターバックやサイドバックとしてプレーが可能な韓国代表のDFパク・スンウクが注目の存在だ。初の海外挑戦にはなるが、スピードを生かした広範囲のカバーリング能力に期待が集まる。さらに神戸から加入したDF本多勇喜も注目の新戦力だ。新指揮官である吉田監督とは神戸でともに戦っており、指揮官のサッカーをチームに浸透させる意味でも重要な役割を果たす選手と言えよう。

主力であった山原の流出は痛手だが、新外国籍選手としてパクを獲得し、新監督の戦術を熟知する本多の加入も叶ったことから、戦力ダウンは回避できたため評価を横ばいの「C」とした。

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名前:大島俊亮
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