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ガンバ大阪DF黒川圭介が海外移籍!MLS・DCユナイテッドとの一部契約内容判明!移籍金は?

黒川圭介 写真:Getty Images

 ガンバ大阪所属DF黒川圭介は、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)DCユナイテッドへの完全移籍が決定的。すでにチームメイトのMF倉田秋が“フライング発表”をしているが、移籍先との一部契約内容が明らかになっている。

 黒川の去就を巡っては、12月に海外移籍の可能性が報じられると、倉田のインスタグラム投稿で移籍決定が判明。同選手はストーリーズで黒川の移籍を明かすとともに、同選手に激励のメッセージを送ったが、29日時点で当該投稿は削除されている。

 すると、米『ヤフー』のスティーブン・ゴフ記者も29日、黒川のDCユナイテッド移籍を報道。「契約期間は3年であり、1年延長のオプションも付いている」と報じたが、移籍金は現時点で明らかになっていないようだ。

 現在28歳の黒川は、ヴィッセル神戸の下部組織、大阪桐蔭高校、関西大学を経て、2019年にG大阪加入が内定。2021シーズンから出場機会を増やしており、2025シーズンはJ1リーグ戦37試合の出場で2ゴールをマークを挙げていた。

 黒川のDCユナイテッド移籍は、Jリーグで培った実力が北米市場でも評価されている現状を示す象徴的な事例だと言える。倉田の投稿という思わぬ形で注目を集めたが、それだけチーム内外から期待を寄せられる存在であったことは確かだ。

 28歳という円熟期に差し掛かるタイミングでのMLS挑戦は、黒川自身のキャリアの幅を広げると同時に、日本人DFの価値を海外に示す重要な機会となるだろう。新天地での活躍が、今後の日本人選手の海外移籍の流れをさらに加速させるかもしれない。