Jリーグ ジュビロ磐田

ジュビロ磐田復帰も?ハッサン・ヒルに新たな動き!契約内容も明らかに

ジュビロ磐田 写真:Getty Images

 イスラエル人DFハッサン・ヒルは2025年夏、ジュビロ磐田から同国1部ブネイ・サフニンFCへ期限付き移籍。期限付き移籍期間は2026年5月31日までだが、ここに来てJリーグ再挑戦、磐田復帰の可能性が取りざたされている。

 現在26歳のヒルは、2019年にサフニンでトップチーム昇格を果たすと、レイナFCへの期限付き移籍期間(2021/22シーズン)を除き、2024年夏までサフニンでプレー。同クラブから磐田への完全移籍が正式決定する直前には、イスラエル『One』が「年俸35万ユーロ(約6000万円)の3年契約、移籍金は41万5000ユーロ(約7200万円)」と伝えていた。

 複数年契約を結ぶなど、磐田から期待を寄せられていたが、来日1年目はJ2リーグ戦9試合の出場。2025シーズンは出番なしとなかば構想外扱いを受けると、同年夏にサフニンへ復帰している。

 2025/26シーズンのイスラエル1部リーグ戦ではここまで10試合でスタメン出場するなど、完全復活を印象付けているヒルだが、ここに来て新たな動きがあった模様。本人は12月22日までにインスタグラムプロフィールのアイコンが磐田のユニフォームを身にまとった自身の写真に変更。それだけに、この冬の移籍ウィンドウで何らかの動きを見せる可能性が考えられるところだ。

 磐田にとってヒルの存在は、失敗と片付けるにはまだ早い段階にあると言える。確かに来日初年度は適応に苦しみ結果を残せなかったが、母国で再びレギュラーとしてプレーし、自信と実戦感覚を取り戻している現状は見過ごせない。

 ヒル本人が磐田のユニフォーム姿を再びSNSのアイコンに設定した行為は、Jリーグ再挑戦への意志の表れとも受け取れる。クラブと選手双方が過去を教訓とし、新たな形で再出発を模索するならば、この復帰の可能性は単なる噂では終わらないだろう。