Jリーグ 東京ヴェルディ

城福浩監督続投へ!東京ヴェルディがフライング発表か!韓国行き報道も…

城福浩監督 写真:Getty Images

 東京ヴェルディの城福浩監督には、今季限りで退任する可能性が報じられていたが、12月19日までに続投で合意に達した模様。海外挑戦も噂されていたが、クラブ公式による“フライング発表”があったとみられる。

 城福監督の去就を巡っては、本人がJ1最終節終了後の8日に行われた会見で、自身の去就について白紙との認識を示していた。また、韓国『フットボリスト』は11日に「韓国の複数クラブが日本人監督の招聘を本格的に検討」とリポート。候補のひとりに城福監督を挙げ、「彼は海外挑戦を望んでいる」「韓国側からの積極的なオファーがあれば、受け入れる可能性が高い」などと、同監督の海外志向もあわせて伝えていた。

 そんななか、東京Vは19日午後に「城福監督 契約更新のお知らせ」と一時発表。ただ同日夜の時点では、指揮官の去就に関する公式サイトでのリリースが閲覧不可能に。来季続投は既定路線とみられるが、本来のリリース時刻とは異なっていた可能性が考えられる。

 城福監督の続投合意は、結果としてクラブの安定を優先した判断であり、東京Vにとっては現実的かつ妥当な選択であると言える。しかしその過程では、本人の去就が白紙とされたまま、海外からの関心報道など、情報が錯綜した。

 J1という厳しい舞台で戦い続ける上で、指揮官の覚悟とクラブの方針をいかに明確に共有するかは重要である。来季はピッチ内外で一体感を強め、明確なビジョンのもとでチームを前進させることが求められそうだ。