Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

ヴァンフォーレ甲府退団マンシャの移籍先決定間近!元神戸・横浜FM選手の同僚に

エドゥアルド・マンシャ 写真:Getty Images

 ブラジル人DFエドゥアルド・マンシャは契約満了により、今季限りでヴァンフォーレ甲府を退団。タイ1部のブリーラム・ユナイテッドへ加入する見込みであり、DFティーラトン・ブンマタン(元ヴィッセル神戸、横浜F・マリノス)のチームメイトになるようだ。

 タイメディア『ボールタイ』は12月10日、マンシャの去就について「ブリーラムはマンシャと契約合意に達した。彼は2025/26シーズンの後半戦からチームに加わることになる」とリポート。契約期間や年俸など、契約内容には触れていないものの、ブラジル人センターバックの獲得は決定的だという。

 マンシャは2021/22シーズン限りでポルトガル2部SCファレンセを契約満了により退団し、2022年8月に甲府へ加入。来日1年目から主力のセンターバックとして活躍し、2025シーズンもJ2リーグ戦27試合でスタメン出場し4ゴールをマークも、甲府の下位低迷もあり3年半でチームを離れることになった。

 一方、ブリーラムは2023年の石井正忠監督時代に2シーズン続けて国内3冠(リーグ戦・リーグカップ・FAカップ)を達成したことで話題に。2025/26シーズンもここまでタイ1部リーグ戦13試合を終えて11勝1分1敗と、2位に勝ち点7差をつけて首位を独走。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では、6試合を終えて2勝2分2敗と、首位のヴィッセル神戸から勝ち点5差の7位につけている。

 甲府の主力として存在感を示し続けたマンシャの退団はクラブにとって小さくない痛手である一方、ブリーラムにとっては確かな戦力補強となることが予想される。国内タイトルを狙うだけでなく、ACLEでの巻き返しを図る上でも、彼の経験と守備力は重要な役割を果たすはずだ。