
J3降格が決まっている愛媛FCは、11月23日に行われた明治安田J2リーグ戦でロアッソ熊本と対戦。試合後、主将のGK白坂楓馬が一部サポーターによる誹謗中傷行為やSNSでの攻撃的なコメントに言及し、話題を呼んでいるが、これに一部メディア関係者が反応している。
白坂は今季ホーム最終戦後のセレモニーで、ファン・サポーター等に向かって挨拶。J3降格という結果に対する責任に触れた一方、SNS等での誹謗中傷メッセージ等についてこう語っていた。
「今シーズンにおいて僕たちが結果を出せなかった、 それが全てに尽きますが、 勝てず、 苦しい中で、畳みかけるかのように暴言を浴びせられ、掲示板やSNS、 匿名をいいことに誹謗中傷、DMなどで心無い言葉。愛媛FCを愛するからこそ 「このままじゃだめだ」 という想いで僕達に向けて届けてくれている言葉かもしれませんが、 時に皆さんが何気なく書き込んでいるものや掛けている言葉が選手にとっては非常に棘のあるものであり、 僕はそんな言葉が大事な仲間たちに向けられていることが許せないことがありました」
同選手のコメントはネット上で拡散され、他クラブのファン・サポーター等の間でも話題になっている。そんななか、愛媛県のローカル放送局『南海放送』の楢﨑瑞アナウンサーは23日にXを更新。キャプテンの言葉を受けて、「勇気ある発言、そしてその後の囲み取材で発した「だからこそ、自分たちも応援されるようなプレーや振る舞いをしなければ」という言葉に、彼の選手としての覚悟を感じました。ありがとう。キャプテン」とポストしている。
また、24日には「結果が出てないから何言われても仕方ないというのは、(プロ意識の範疇で)選手側から出る言葉であって、かける側が言う言葉ではないと思うの。 そもそも結果の良し悪しと誹謗中傷は全く別の話…と思っています」と持論を展開。いかなる理由でも誹謗中傷を許さない姿勢を前面に打ち出している。
選手は結果で示す責任を負い、サポーターは支える立場として言葉の重みを再認識する必要がある。チームが苦しい時こそ、クラブを形づくる双方が互いを尊重し、建設的な声を届け合える環境が求められる。J3降格という現実を共有した今、愛媛FCが歩む再出発の道は、選手とサポーターがともに戦うという本来の姿を取り戻せるかどうかにかかっているのかもしれない。
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