
浦和レッズユース所属のU17日本代表MF和田武士は、11月21日に行われたFIFA U17ワールドカップ準々決勝オーストリア戦で先発フル出場。チームは敗れたが、それでも日本国内屈指の有望株としてすでに海外で注目を浴びている。
日本サッカーの情報を扱う海外メディア『スカウトJP』は11月17日、和田について「彼は16歳でありながらも、U17日本代表に招集されている。チーム最年少でありながら、彼は8月に初めて1つ上のカテゴリーに招集された。それ以来、中盤で一貫して印象的なプレーを見せ、年齢を大きく超えた成熟度と存在感を示している」と評した上で、同選手のプレースタイルや今後の可能性についてこう綴っている。
「彼は常に一歩先を読む、賢く落ち着いたミッドフィルダーだ。プレッシャーのもとでも難なく対応し、クリーンなタッチとコントロールされたドリブルで回避しながらプレーをつなぐ。テンポを感じ取る能力により、攻撃に構造とリズムを与えている」
「スペースを見つけて攻撃することに長けており、ファイナルサードへのタイミングの良いランを得意とする。トランジションでは反応が速く、強いカウンタープレスの本能を示す。落ち着いた判断力と優れたスキャン能力を持ち、将来性は明らかで、そのスタイルは彼の憧れであるルカ・モドリッチを思わせる」
ミラン所属でクロアチア代表でも活躍したMFルカ・モドリッチが比較対象となっている和田だが、海外ジャーナリストのアントニオ・マンゴ氏も「才能あるミッドフィールダー」「ポルトガル戦で素晴らしい活躍を見せた」「見事な守備を見せ、ボールをきれいに動かし、試合の流れを維持した」などと絶賛している。
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