
オランダ1部エールディビジで今2025/26シーズン首位を快走するフェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、オランダで大きな注目を集めている。フェイエノールトでのプレーも3シーズン目を迎えた上田は、今シーズンのエールディビジで開幕から圧巻のパフォーマンスを見せており、オランダ国内のさまざまなメディアも連日その存在感を大きく取り上げている。
上田はフェイエノールト加入後、最初の2シーズンでは思うような結果を残せず苦しんだ。しかし、今シーズンの開幕以降はその姿を一変させ、エールディビジ8試合で8ゴールを記録。現時点でリーグ得点ランキングの首位に立ち、チームの攻撃を牽引している。こうした好調ぶりにより、上田の市場価値も上昇したとオランダメディア『Feyenoordpings』で報じられている。
同メディアによると、ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt』での上田の市場価値は1,000万ユーロ(約17億3,903万円)に到達。昨2024/25シーズン終了時点では800万ユーロ(約14億円)だった。フェイエノールトが2023年にベルギー1部セルクル・ブルッヘへ支払った移籍金と同額だった。だが今シーズンの活躍によって評価が大きく見直され、数字の上でも飛躍を示す結果となった。
また、クラブレベルにとどまらず、日本代表でも上田の存在感は際立っている。東京で10月14日に行われたキリンチャレンジカップ2025では、ブラジル代表を相手に日本代表は3-2の劇的な逆転勝利を収めた。
試合は前半にブラジルに0-2とリードされたが、後半に日本が反撃。FW南野拓実(モナコ)が1点を返し、MF中村敬斗(スタッド・ランス)が同点ゴールを決めると、71分に上田がコーナーキックから頭で押し込み決勝点を挙げた。スタジアムは大歓声に包まれ、上田は交代時に大きな拍手で称えられた。
さらに、フェイエノールトのDF渡辺剛もこの試合でフル出場し、日本守備陣の一員として終盤のブラジルの猛攻をしのぎ切った。上田と渡辺、両選手の活躍はオランダのクラブ関係者にも強い印象を残すものとなった。
エールディビジでの爆発的な得点力、そして日本代表での決定的な仕事。いずれも、“上田綺世”というストライカーが確固たる自信と成長を手にしつつあることを示している。
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