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日本代表の渡辺剛、電撃移籍の可能性報道!ベンフィカの名前があがる

渡辺剛 写真:Getty Images

 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトに今2025/26シーズンに加わった日本代表DF渡辺剛の活躍が注目を集めているようだ。ベルギー1部ヘントから移籍金800万ユーロ(約14億円)で加入した28歳の渡辺は、フェイエノールトでここまで公式戦10試合の出場で堅実な守備を披露し、さらに2ゴールも記録している。その安定感は国内リーグだけでなく、UEFAヨーロッパリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(予選)でも証明されている。

 こうした活躍を背景に、オランダメディア『FootballTransfers NL』は、渡辺の電撃移籍の可能性が浮上していると報じた。同メディアによるとデータ分析会社『SciSports』は、ポルトガル1部ベンフィカが渡辺の獲得を検討すべきだと指摘しており、選手とクラブの相性をデータで表した適合度指数「Club Fit」は86と高い数値を示すと伝えた。さらにベンフィカのジョゼ・モウリーニョ監督が掲げる戦術にも渡辺は適合し、さらに十分な出場機会が見込めるとも同メディアは伝えた。

 ベンフィカのセンターバック陣は3人だが、DFニコラス・オタメンディの契約は満了が迫り、DFアントニオ・シウバは2027年まで契約下にある。そのため、来2026年夏に守備陣の刷新が進む可能性は高い。渡辺を迎え入れれば即戦力となることが期待されるが、一方でフェイエノールトには有利な交渉材料が残る。渡辺は2029年まで契約を結んでおり、推定移籍価値は980万ユーロ(約17億円)に設定されている。