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名古屋グランパス、長谷川健太監督の退任決定的!鹿島・鬼木達監督と采配に差「まるで…」

長谷川健太監督 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは9月27日に行われた明治安田J1リーグ第32節で、J1首位の鹿島アントラーズに0-4と完敗。FW徳田誉らのゴールを許したが、長谷川健太監督の退団が近い模様。一部では、鹿島率いる鬼木達監督との違いが指摘されている。

 長谷川監督の去就を巡っては、Jリーグの事情に精通しているジャーナリストのダニーロ氏が9月21日に「彼は今季限りで契約満了により、クラブを去る予定」とリポート。「翌週にも詳細が明らかになる」と綴っていたが、鹿島戦後にアップデート。退任報道を引用した上で、白い太文字のチェックマーク、ENDの左矢印、赤丸、黄丸、バイバイの絵文字を投稿。指揮官交代は決定したとみられる。

 また、同氏は鹿島戦後に「ハセガワのような監督がいかに不適切かを理解するために、こうした屈辱があとどれだけ必要なのか」と疑問を投げかけたほか、「鹿島との差は天と地ほどある」「鹿島戦の4失点を含め、名古屋はJ1リーグですでに47失点。守備は湘南ベルマーレ(55)とアルビレックス新潟(54)に次ぐリーグで3番目に悪い。さらに、直近7試合の公式戦で3度目のホームゲーム4失点だ」と投稿。守備陣の改善が必要との認識を示している。

 これにくわえて、鬼木監督と長谷川監督の振る舞いも話題に。ダニーロ氏は「偉大な監督と平凡な監督の違いがあった。鬼木監督はほぼずっと立って指示を出していた。まるで鹿島を長い間率いているみたいだった。長谷川監督は4年目にもかかわらず、チームに何の戦術(の指示)も与えていなかった」と両監督の力量差を指摘している。

 なお、名古屋は32試合を終えた時点で9勝9分14敗。勝ち点36を獲得しているが、J2降格ラインの18位・横浜FCから勝ち点8差。暫定ではあるが、15位と依然としてJ1残留争いを強いられている。