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西川周作が控えに?浦和スコルジャ監督が一時GK交代示唆「牲川歩見にも…」

西川周作 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属の元日本代表GK西川周作は、9月20日に行われた明治安田J1リーグ第30節の鹿島アントラーズ戦で、自らのキックミスからFW鈴木優磨に決勝ゴールを献上。直近数試合でミスが相次いでいるだけに、マチェイ・スコルジャ監督はGKの一時交代を示唆している。

 クラブ公式サイトによると、スコルジャ監督は25日の定例会見で、「私は周作のことを信用していますし、今でもレッズのナンバーワンGKだと思っています」とベテランGKへの信頼を強調した上でこう語っている。

 「鹿島戦では確かに彼はミスを犯しました。しかし、後半にセーブもありましたし、失点の後に得点する十分な時間もあったと思います。ですので、彼のミスのせいで負けた試合ではなかったと私は思っています。また、そこで彼を変えれば、彼のせいで負けたというメッセージにもなってしまいますし、私は信頼して起用しようと思いました」

 「今後の残り7試合の中でニエ(牲川歩見)にもチャンスを与えたいと思っていますが、それはシュウを信頼してないからではなく、シュウを信頼しながらもニエを起用するということになると思います」

 このコメントを踏まえると、指揮官の構想では一部の公式戦で西川ではなくGK牲川歩見をスタメン起用する可能性があると考えられる。以前からGK交代論が噴出していただけに、牲川のパフォーマンス次第では西川の序列が下がる可能性もある。

 西川は今季もここまで正守護神としてプレー。しかし、8月22日に行われたJ1第27節で柏レイソルに2-4と逆転負けを喫すると、YBCルヴァンカップ準々決勝・川崎フロンターレ戦の2ndレグでもミスを犯すなど、精彩を欠いていた。