
プレミアリーグのエバートンは、今2025/26シーズンの序盤でまずまずの出足を見せている。9月20日にはリバプールにアンフィールドで1-2と敗れたが、開幕5試合で2勝1分2敗の10位に位置している。複数の主力が好調を維持し、攻撃に手応えが生まれている。
そんな中、UKメディア『TBR Football』は、ラ・リーガのレアル・マドリードに所属するFWキリアン・エムバペやバルセロナに所属するFWラミン・ヤマルとほぼ同等のレベルの選手をエバートンが抱えていると報じた。その選手はFWイリマン・エンディアイエだ。
同選手は今シーズンの「成功したドリブル数」で欧州5大リーグ4位に位置し、ラ・リーガのアスレティック・ビルバオ所属のFWニコ・ウィリアムズと並び、ヤマルに1回差、エムバペに2回差となっている。リバプール戦では今シーズン1試合最多となる9回のドリブルを成功させ、存在感を示した。エムバペやヤマルに迫る水準という評価の根拠は、これらの客観的データにあるようだ。
エンディアイエは右サイドでのウイング起用がはまり、前線の推進力を高めている。MFジャック・グリーリッシュ加入後にポジションを右へスイッチしたことが奏功し、リーグ5試合で2ゴール1アシスト。昨2024/25シーズンの9ゴール超えも視野に入っており、チームにとって不可欠な存在になりつつある。
また、守備面での献身も際立っている。リバプール戦では地上戦デュエルに14回勝利し、今シーズンプレミアリーグの1試合最多を記録。さらにMFイドリッサ・ゲイェのゴールをアシストし、アンフィールドでの反撃の足がかりを作った。
エバートンは昨2024年夏にエンディアイエを移籍金2,000万ポンド(約40億円)で獲得。クラブが期待していた水準に到達しつつあり、数字と内容がその価値を示している。
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