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スキッベ監督が判定不服の一方…柏MF小泉佳穂、広島サポのブーイングに反応?

小泉佳穂 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第31節の柏レイソル対サンフレッチェ広島が、9月23日に三協フロンテア柏スタジアムで開催。0-0で引き分けに終わったが、試合終了直後のMF小泉佳穂(柏)の行為を巡り議論が白熱。広島のミヒャエル・スキッベ監督は一部のジャッジに不満を覗かせている。

 小泉は試合終了直後、ピッチ中央にチームメイトとともに整列。ブーイングが止まない中、メインスタンドに向かって一礼した後、相手選手と拍手する直前、アウェイゴールに視線を向けた状態で右の人差し指を口元に当てている。

 本人の意図は不明だが、広島サポーターのブーイングに対して「静かに」というジェスチャーを見せた可能性も考えられる。一方、広島サポーターのブーイングはスキッベ監督も首を傾げる一部のジャッジに向けられた可能性が高い。

 この一戦では、後半10分に広島がチャンスメイク。FWジャーメイン良がMF塩谷司の縦パスに反応。敵陣ペナルティエリアに走り込んだ後、DF杉岡大暉と競り合った際に、杉岡の手のあたりにボールが当たったように見えた。

 このジャーメインと杉岡の競り合いのシーンを受けて、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。PKの可能性があるとみられたが、判定の結果、ハンドはなくPKとはならなかった。

 試合後、スキッベ監督はインターネット動画配信サービス『DAZN』で「審判の判定でもアンラッキーだった部分があった」「VARでも自分たちが望む形じゃない判定もあった」などと、一部のジャッジに反応。「日本の審判のレベルを上げたいと考えているのであれば、JリーグもしくはJFAは自分たちの国以上のレベルの審判を招集するべきではないか。特にヨーロッパから呼ぶべきだ」などと指摘している。