
プレミアリーグのアーセナルは今2025年夏に大型補強を行い、選手層が一段と厚みを増した。9月22日に行われたマンチェスター・シティ戦は1-1。MFエベレチ・エゼをベンチに置いた采配には批判が出た一方、途中出場したFWガブリエウ・マルティネッリが同点ゴールを決めた。
そんな中、元アーセナル(2006-2009)の選手であったエマニュエル・アデバヨール氏(2023年引退)は、プレミアリーグ公式の『Premier League Productions』で、「マルティネッリが今2025/26シーズンに練習場全体を台無しにしかねない」と警鐘を鳴らしたとUKメディア『Football365』が伝えた。
アーセナルのミケル・アルテタ監督が層の厚いチームを率いる中で、ベンチに置かれる選手へのマネジメントが極めて重要になると強調した。
アデバヨール氏は自身の現役時代、ティエリ・アンリ氏(2014年引退)、デニス・ベルカンプ氏(2006年引退)、ロビン・ファン・ペルシ氏(2019年引退)の後ろに回り、毎週末にアーセン・べンゲル元監督へ出場を直訴していた経験を回想。こうした不満を鎮める監督の役割を説き、アルテタ監督にとっても今シーズンが試練の年になると語った。
特にマルティネッリについて、今後もベンチが続けば精神面に悪影響が及ぶ危険があると指摘した。
一方でマルティネッリはUKメディア『BBC』のMatch of the Dayで「毎試合90分プレーしたい」としながらも、アルテタ監督を信頼していると発言。クラブのために最善を尽くす姿勢を強調している。
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