Jリーグ

夏の移籍で戦力ダウンが心配なJ1クラブ3選【2025】

アルビレックス新潟 写真:Getty Images

2位:アルビレックス新潟

この夏チームを離れた選手

  • 小見洋太(柏レイソルへ完全移籍)
  • 稲村隼翔(セルティックへ完全移籍)
  • 宮本英治(ファジアーノ岡山へ完全移籍)
  • 太田修介(湘南ベルマーレへ完全移籍)
  • 秋山裕紀(SVダルムシュタット98へ期限付き移籍)
  • 落合陸(大分トリニータへ期限付き移籍)
  • 矢村健(藤枝MYFCへ完全移籍)

今季でJ1復帰から3シーズン目を迎えているアルビレックス新潟。昨季はシーズン終盤に4連敗を含む9戦未勝利と苦しみながらもなんとか16位で終え残留を果たしたが、今季は現時点で最下位と厳しい戦いが続いている。原因の1つとしては、冬にGK小島亨介やFW長倉幹樹といった選手たちがJ1他クラブへ移籍したことが挙げられるが、この夏の移籍によりチームはさらに苦しい状況となったと言わざるを得ない。

6月に成長著しいFW小見洋太が柏レイソルへ移籍すると、同じく若手で今季が大卒1年目のルーキーDF稲村隼翔が海外へ移籍。さらに中盤のかじ取り役を担っていたMF秋山裕紀やJ2での武者修行を経て今冬チームに帰還していたFW矢村健とファンやサポーターにとって思い入れの深いであろう選手たちも相次いでチームを離れた。一方でJ1他クラブより複数の選手が加入したことに加え、新たに外国籍選手の獲得にも成功したが、中心選手あるいは将来性を期待されていた選手の流出を考えると十分とは言えないことから評価を2位とした。

現時点でJ2降格にもっとも近い順位にいる新潟。昨季の京都サンガFWラファエル・エリアスのように、チームを数字で牽引する選手が今夏の新加入組の中から出てくるか否かが残留のカギとなりそうだ。


湘南ベルマーレ 写真:Getty Images

1位:湘南ベルマーレ

この夏チームを離れた選手

  • 福田翔生(ブレンビーIFへ完全移籍)
  • 畑大雅(シント=トロイデンVVへ完全移籍)
  • 糸原紘史郎(レノファ山口へ復帰)
  • 鈴木淳之介(FCコペンハーゲンへ完全移籍)
  • 根本凌(水戸ホーリーホックへ完全移籍)
  • キム・ミンテ(清水エスパルスへ期限付き移籍)

今夏の移籍により最も痛手を被ったのは湘南ベルマーレだろう。2023シーズン途中に当時J3のY.S.C.C.横浜から加入し、昨季は二桁ゴールを挙げたFW福田翔生が欧州へ渡ったのを皮切りに主力選手の流出が複数発生。左サイドからのチャンスメイクで大きく貢献していたDF畑大雅や今年日本代表デビューも果たしたDF鈴木淳之介といった若くしてポジションを掴んだ選手を失った。さらに8月末には加入後約2年にわたり湘南の守備を支えたDFキム・ミンテも清水エスパルスに移籍と、攻守両面で重要な戦力を手放す夏となっている。

もちろん、流出した選手の穴をそのままにしているわけではない。守備ではGKポープ・ウィリアム、攻撃ではFW太田修介といったようにJ1クラブから主軸となり得る選手をそれぞれ獲得。さらに期限付きではあるがFW二田理央やDF中野伸哉といった伸びしろに期待の若手も得てチームの立て直しを図ろうという姿勢も見て取れる。だが、それでも抜けた選手たちが昨季から見せていた存在感を思えば決して補いきれているとは言えないことから評価を1位とした。

複数の選手が欧州挑戦を果たしたことについては、見方を変えればクラブとして育成や過去の補強の成功とも言えよう。しかし、主力がこれだけ相次いで退団という事象はやはり大きな痛手であることも間違いない。現在18位と降格圏に沈む湘南。戦力的にも厳しい状況に立たされたが、果たして今季もJ1残留を果たせるのか注目だ。

ページ 2 / 2

名前:大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

サッカーを中心に、スポーツやエンタメなど複数ジャンルを扱うライターとして活動しております。Jリーグを中心に、日本のサッカーファンが楽しめる記事執筆を心がけていきますのでよろしくお願いします。

筆者記事一覧