ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ、レバンドフスキの後継者を遂に発見?ブンデスリーガのFWが候補か

セール・ギラシ 写真:Getty Images

 ラ・リーガのバルセロナでは、ここ3シーズンにわたりポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが最前線を担い、今2025/26シーズンで在籍4年目を迎えている。9月15日のバレンシア戦(6-0)では途中出場ながら鋭い動きからゴールを決め、37歳となった現在も最高レベルで通用することを証明した。ただし年齢を踏まえれば、バルセロナで今シーズンが最後となる可能性は否定できない。

 そんな状況の中、スペインメディア『Fichajes』は、バルセロナがブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属するFWセール・ギラシを後継候補としてリストアップしていると伝えた。

 29歳のギラシは高い決定力を誇り、情報サイト『Transfermarkt』における市場価値は4,500万ユーロ(約78億円)とされており、高額な移籍金が必要になる見込みだ。現在の同選手はキャリアの最盛期にあり、トップレベルでの活躍が期待できると予測されている。

 一方でバルセロナの財政状況を考慮すれば、レバンドフスキのような実績あるベテランを軸とする路線が最適とも考えられる。例えば、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインのような年齢層の選手であれば、ポーランド代表FWが過去3~4シーズンで果たした役割を再現できる可能性がある。

 バルセロナはレバンドフスキの驚異的なフィットネスによって大きな恩恵を受けており、37歳でなお最高峰の舞台で戦い続ける姿は貴重な存在といえる。

 ギラシは単なるゴールゲッターではなく、ドルトムントでも高い貢献を示している。バルセロナにおける背番号9の未来は今後数か月で明らかになる見込みで、クラブがどのような選択を下すか注目したい。