
EFLチャンピオンシップのバーミンガム・シティに加入したFW古橋亨梧は、開幕から存在感を示しながらもゴールが遠い状況に置かれている。
そうした中で注目されるのが、新加入FWマービン・ドゥクシュの存在だ。元ドイツ代表の31歳は移籍金175万ポンド(約3億5,084万円)で、ブンデスリーガのブレーメンから加入し、過去3シーズンでリーグ通算32ゴール27アシストを記録した実績を持つ。ふくらはぎの負傷で出遅れていたが、復帰しリーグ戦2試合にベンチ入り、EFLカップでは45分間プレーしており、近く先発を狙える状況にある。
UKメディア『Football League World』によると、今2025/26シーズン、古橋がリーグ最多の4度の決定機を逃し、自身でつくり出した1.33xG(ゴール期待値)をまだゴールに結びつけられていないことからも、ドゥクシュにポジションを取って代わられる可能性が現実味を帯びていると伝えた。
バーミンガムのクリス・デイビス監督は2トップを基本に据え、FWジェイ・スタンスフィールドをセカンドストライカーとして固定している。そのため古橋の代役はこれまでFWリンドン・ダイクスに限られていたが、ドゥクシュが復帰したことで状況は変わりつつある。古橋はゴール前に顔を出す動きで評価を得ているものの、決定力を欠くプレーが続く現状では交代の対象と見なされても不思議ではない。
さらにスタイルの違いも指摘されている。古橋がここまで成功させたパスはわずか4本にとどまる一方、ドゥクシュは身長188センチの高さを生かしポストプレーやチャンスメイクが可能で、攻撃に別の選択肢を与える存在だ。仮にデイビス監督がドイツ人FWを優先する決断を下した場合、バーミンガムの前線における勢力図は大きく変わることになるだろう。
30歳の古橋はスコティッシュ・プレミアシップのセルティック時代(2021-2025)にゴールを量産し、移籍金最大1,000万ポンド(約20億円)で大きな期待を背負ってチームに加わった。しかし今シーズン序盤4試合を終えてもネットを揺らせておらず、リーグ・アンのスタッド・レンヌ(2025)で不発に終わった過去の影響もあって本来の決定力を取り戻すまでに時間を要している。
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