高校サッカー

高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEAST注目選手4選【2025】

東京ヴェルディ サポーター 写真:Getty Images

仲山獅恩(東京ヴェルディユース)

東京ヴェルディユースの「背番号10」MF仲山獅恩は、登録上はMFだが実際には前線でプレーする機会が多く、攻撃の中心を担う存在だ。U-18日本代表に選出された経験を持ち、今年8月13日に行われた天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会ではトップチームのベンチ入りも経験するなど、クラブ内外で期待されている。

最大の武器は広い視野と正確なパス、ゴール前に顔を出せる推進力にある。中盤から前線へと顔を出し、ボールを受ければ狭いスペースでも落ち着いてコントロールするなど味方を生かすパスや自らの仕掛けで攻撃を加速させることができる。特にラストパスの質と判断力は高く、チームの攻撃に厚みをもたらしている。

また守備面でも意識が高く、攻撃が途切れた際には素早く切り替え、中盤でのプレスバックやボール奪取にも貢献。ポゼッションを重視する東京Vのスタイルにおいて、攻撃のリズムをつくるだけでなくフィニッシュに絡む存在として欠かせない存在になりつつある。将来的にはプロの舞台でも前線を自在に動き、攻撃のキーマンとして成長が期待される。


FC東京のゴール裏 写真:Getty Images

尾谷ディヴァインチネドゥ(FC東京U-18)

FC東京U-18のFW尾谷ディヴァインチネドゥは、身長190cm超えの大型FWだ。体格を生かした空中戦の強さはもちろん、ポストプレーや味方との連携に厚みをもたらし、高さだけでなくポストプレーやゴール前での冷静な判断力によって攻撃を支えている。また、試合中にはチームメイトとのポジション取りやタイミングの合わせ方で自らゴールチャンスを作るシーンも多い。

育成年代から注目を集め、U-15日本代表候補にも選ばれた経験を持ち、早くから国内トップレベルの競争を体験してきた。さらに2024年5月にはトップチームに2種登録され、同年6月9日にYBCルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦で1得点を挙げている。

今年はすでにEASTで6得点を挙げている尾谷。体格、テクニック、判断力、フィジカルのバランスを兼ね備え、高校年代を代表する万能型ストライカーとしてプロの舞台でも存在感を発揮できるポテンシャルを秘めている。


EASTの注目選手たちは、それぞれ異なる個性で試合を彩っている。毎節繰り広げられる激戦の中で、どの選手が次にブレイクするのか、観戦する側にとっても大きな見どころだ。高校サッカーの舞台は世代別リーグにとどまらず、次世代の日本サッカーの可能性を示す場でもある。選手たちの成長と躍動から目が離せない。

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名前:Nao
趣味:サッカー観戦、お酒、子供が所属するサッカークラブの応援
2023年からライターとしての活動を始めました。プライベートでは3人の男児の父親、個人ブログ「FootballAnalysis」を運営しています。サッカーがある日常、特に試合がある日の街の風景やスタジアム周辺の雰囲気が大好きです。多くの人にサッカーの楽しさを知って頂ける記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします!

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