
日本サッカー協会(JFA)は12日、9月開催のFIFA U20ワールドカップへ臨むU20日本代表の招集メンバーを発表。MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)やMF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)など、国内組が多数メンバー入りしているが、このうちDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)をはじめ一部選手に海外移籍の可能性があるという。
オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は、以前からJリーグでプレーする日本人の有望株に注目。U20日本代表メンバー発表後、Xで「U20日本代表には多くの才能ある選手がいる」とした上で、「近いうちに欧州移籍を果たす可能性がある」と報じたのだ。
そのヘラルド氏は、2025年8月時点で「J2から海外移籍の可能性がある選手」のひとりとして市原をリストアップ。「市原は高井幸大(現トッテナム)と同じく、(現代の日本サッカーの)ディフェンダーで最強のタレントのひとりとして評価されている。彼がJ1を飛び越えてヨーロッパへ移籍する可能性は十分ある」と伝えていた。
また、市原と同じくU20日本代表メンバーの一員であるMF大関友翔(川崎フロンターレ)については、日本代表MF佐野航大の後釜としてオランダ1部NECナイメヘンへ移籍する可能性を報じている。
くわえて、MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)にも海外移籍の可能性がある模様。広島OBの槙野智章氏は2025年3月にテレビ朝日スポーツの公式YouTubeチャンネルで公開された「絶対に負けられない座談会」で、同選手の去就に言及。「すでにヨーロッパのあるクラブから声かかってますから」と、欧州挑戦の可能性を明かしている。
中島、大関、市原いずれも、U20W杯でのパフォーマンス次第では欧州クラブからオファーが届く可能性も。U20日本代表には国内外から注目される若き才能が揃っているが、彼らの今後の欧州挑戦が日本サッカーの未来に新たな可能性をもたらすことが期待される。
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