
アルゼンチン代表は、すでに2026年に開催されるFIFAワールドカップ(W杯)予選突破を決めているが、現地9月10日にエクアドル代表との一戦に臨んだ。消化試合のはずが激しい展開となり、両チームから退場者が出る荒れ模様の中、前半アディショナルタイム13分にエクアドル代表のFWエネル・バレンシアの得点が決勝点となり、1-0でエクアドルが勝利した。
UKメディア『Liverpool Echo』によると、この試合でリバプールのMFアレクシス・マック・アリスターは、アーセナルへ今2025年夏に新加入したエクアドル代表DFピエロ・インカピエと激しく衝突したと報じた。
試合終盤、インカピエがラ・リーガのレアル・マドリードに加入したばかりのアルゼンチンの若手FWフランコ・マスタントゥオーノに激しいタックルを仕掛けると、マック・アリスターは即座に激昂。審判と相手選手に制止されながらも、顔を紅潮させて相手に言葉を浴びせかけた。
試合後、マック・アリスターは自身のインスタグラムに2人の口論シーンのスローモーション映像を投稿し、大文字で「VOS NO SOS ASI(インカピエ、そんなキャラじゃないだろ)」と記した。さらに剣の絵文字と泣き笑いの絵文字を添え、自身の反応を振り返りユーモラスに表現した。
この投稿にはリバプールのMFカーティス・ジョーンズや元チームメイトのMFタイラー・モートン(オリンピック・リヨン)が泣き笑いの絵文字で応じたほか、チームメイトのFWウーゴ・エキティケ、MFライアン・フラーフェンベルフ、DFフィルジル・ファン・ダイク、そして元チームメイトのFWルイス・ディアス(バイエルン・ミュンヘン)らがいいね!を押した。
さらにインカピエ本人もタグ付けに応じ、「Como te gusta papi(そういうのが好きなんだろ、相棒?)」とコメント。眉を上げた顔、拳、泣き笑いの絵文字を添え、挑発し返した。
インカピエは9月1日にブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンからアーセナルへ期限付きで加入したばかり。8月31日に行われたリバプール対アーセナル(1-0)のプレミアリーグでの対戦には出場していなかったが、この代表戦で両クラブ間の因縁をさらに実感させられる形となったのかもしれない。
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