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FC東京のJ2降格危機を救うのは?夏の補強候補4選【J1リーグ2025】

長倉幹樹(左)久保裕也(中)三好康児(右)写真:Getty Images

5月31日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われた2025明治安田J1リーグ第19節、京都サンガ対FC東京の一戦は3-0で京都が圧勝。攻守がかみ合わず完敗を喫したFC東京は、直近のJ1リーグで3連敗、YBCルヴァンカップを含めると公式戦で4連敗中だ。各チーム試合数にばらつきはあるものの、全20チーム中18位とJ2降格圏にまで沈み苦境に立たされている。さらには得失点差「-9」は16位の湘南ベルマーレと並んでリーグワースト2位タイと攻守にわたって綻びが出ている。

今シーズンより新指揮官となった松橋力蔵監督のもと、ボールを保持しながらパスで相手を動かし組織でゴールに迫るスタイルを落とし込もうとしているが、現時点ではまだ浸透していない。

失点シーンを見ると、自陣からのビルドアップミスから失点に直結するシーンが目立っている。もちろん新たなサッカーをすぐに落とし込むことは至極難しくはあるが、このままではJ2降格の危機と隣り合わせの状況であり、戦術の浸透を待っている余裕はない。ここでは、降格の危機に直面するFC東京が悪い流れを断ち切るために、この夏に狙うべき補強候補を4名ピックアップした。


小川諒也(FC東京在籍時) 写真:Getty Images

小川諒也(シント=トロイデンVV)

1人目はシント=トロイデンVV(以下STVV)のDF小川諒也。

2015シーズンにFC東京でプロキャリアをスタートさせると、その後はポルトガルのヴィトーリアSC、ベルギーのSTVVへと活躍の場を移している。

豊富な運動量とスピードを兼ね備え、左サイドバックを主戦場としている小川。現在、FC東京のフォーメーションは3-4-2-1であり、仮に加入が決まった場合、左サイドバックのポジションは無い。しかし、2016~2017シーズンには左ウィングバック(WB)で起用された経験もあることから、現フォーメーションでは左WBに起用されるだろう。現状はMF遠藤渓太だが、小川が加わることで左サイドの層は非常に厚くなる。今夏、小川が救いの手を差し伸べることになるのか。動向に注目だ。


久保裕也 写真:Getty Images

久保裕也(シンシナティ)

2人目はアメリカのシンシナティに所属するFW久保裕也。

高校3年生だった2011シーズンには京都のトップチームに2種登録され、30試合に出場して10ゴールを挙げる活躍を見せた。更に同シーズンの天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)では、横浜F・マリノスとの準決勝で延長後半11分に決勝ゴール、FC東京との決勝戦でも途中出場でゴールを挙げるなど日本サッカー界に大きなインパクトを残している。翌2012シーズンには日本代表にも選出され、その後はスイスのBSCヤングボーイズ、ベルギーのKAAヘント、ドイツの1.FCニュルンベルクを経て2020シーズンに現所属のシンシナティに移籍している。

高いテクニックとスピード、左右両足から放たれる精度の高いシュートが魅力であり、万能型FWと言えるだろう。FWの層に厚みを持たせたいFC東京としては、狙っていきたいところだ。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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