
山内日向汰(川崎フロンターレ)
4人目は川崎フロンターレのMF山内日向汰。ドリブル、シュート、パスとどれをとっても一級品で、得点に直結するプレーが持ち味のチャンスメーカーである。今シーズンはここまでJ1リーグ3試合の出場に留まっており、出場機会を考えると期限付き移籍での放出も十分に考えられる。
トップ下をはじめ、両サイドハーフを務めることが出来るユーティリティーさも兼ね備えており、札幌の台所事情を考えると願ってもない選手ではないだろうか。札幌に限らず、J1やJ2の他クラブも目を光らせていることは間違いないだろう。

野田裕喜(柏レイソル)
5人目は柏レイソルのDF野田裕喜。センターバックを主戦場としており、俊敏さと力強さを武器に相手プレーヤーを制圧する。攻撃面においても足元の技術が高く、ビルドアップの起点として攻守においてチームに貢献している。彼のような熱い闘志を剥き出しにして戦うファイターが、おとなしい選手の多い札幌に加わることでチームとしての士気は一気に上がるだろう。岩政監督が好みそうな選手の1人である。
今シーズンここまでリーグ戦での出場はなく、5月21日に開催されたYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦(レノファ山口戦)のみの出場に留まっている。獲得が実現すれば守備の要となるほか、チームの精神的支柱としての活躍も期待される。

佐々木翔悟(ガンバ大阪)
6人目は今シーズン、ジェフユナイテッド千葉からガンバ大阪へ完全移籍を果たしたDF佐々木翔悟。鹿島アントラーズ出身ということもあり、こちらもファイタータイプのセンターバックである。相手との競り合いにはめっぽう強く、左足から繰り出される長短交えた正確なパスも魅力的。
しかし、今シーズンはリーグ戦で6試合出場に留まっており、DF福岡将太やDF中谷進之介らタレントぞろいのG大阪でポジションを奪えない日々が続いている。公式戦の出場が1か月以上ない為、試合勘の不足が唯一の不安要素ではあるが、札幌に来れば出場時間の増加と共に高いポテンシャルが遺憾なく発揮できるだろう。

アピアタウィア久(京都サンガ)
7人目は京都サンガのDFアピアタウィア久。192cmの高さを活かした空中戦の強さや抜群の瞬発力、スピード、インターセプト能力に長けており、その実力はすでにJ1リーグで証明済み。しかし警告や退場が多く、試合を壊してしまうシーンも度々見受けられる。
現在、京都のDF陣の中で序列は低く、今シーズンはJ1でわずか5試合の出場に留まっており、直近1か月を振り返ると公式戦でベンチにも入っていない。この現状が続けば、今夏移籍の可能性は十分に考えられるだろう。
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