
明治安田J1リーグ第10節の町田ゼルビア対浦和レッズが4月13日、国立競技場で開催。アウェイゴール裏で空席が目立ったことが話題になっており、価格変動制(ダイナミックプライシング)によるチケット販売の影響が指摘されている。
この一戦では、『THE国立DAY』として5,000組10,000名を対象とした無料招待企画が実施されたこともあり、観客数は44,363人に。しかし、大人1名あたり5,000円以上という値段で販売されたアウェイゴール裏では2層、3層を中心に空席が目立った。
Xでは、2024年8月31日に国立競技場で行われた町田対浦和のアウェイゴール裏と、2025年開催の同カードのアウェイゴール裏の様子を比較する画像が拡散。2024年開催の試合では1層、2層ともにほぼ満員であっただけに、ダイナミックプライシング制によるチケット販売が、アウェイゴール裏での客入りに影響を与えたとの指摘が相次いでいる。
また、チケットの値段が高額であることを理由に、ダイナミックプライシング制そのものに対する批判の声も噴出。大規模な無料招待企画に対する異論も相次ぐなど、『THE国立DAY』のあり方も議論の対象になっている。
なお、浦和はDFマリウス・ホイブラーテンとFW松尾佑介のゴールにより、2-0で勝利している。国立競技場に駆け付けた浦和サポーターとすれば、勝利を見届けることができたこと自体には満足しているものの、チケット価格の高さには不満を抱いていることだろう。
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