
明治安田J1リーグ第9節の町田ゼルビア対川崎フロンターレが、4月6日に開催。日本代表MF相馬勇紀(町田)の振る舞いに批判が相次いでいるほか、同選手に対する誹謗中傷メッセージも湧き起こっている。
0-0で迎えた40分、センターサークル内でボールの回収を試みたMF河原創(川崎)に対して、相馬が激しくコンタクト。河原が倒れて主審がホイッスルを吹いた直後、河原が右手を振り上げると、相馬は河原を両手で押し倒した。相馬はしばらくエキサイトしていたが、両チームの選手からなだめられたほか、主審からイエローカードを貰っている。
インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説を担当の南雄太氏は、同選手に対して「熱くなるのは良いと思うが、カードを貰って人が減ると試合が面白くなくなるので…。最後のところは冷静にやってほしい」と注文を付けている。
試合序盤から河原とマッチアップしていただけに、ネット上では相馬の行動に一定の理解を示す声もあるが、同選手に対する批判も噴出。プレースタイル等を巡り、名古屋グランパスやポルトガル1部カーザ・ピアAC在籍時と現在の違いを指摘する声も相次いでいる。また、川崎のインターネット掲示板では、相馬に対する誹謗中傷メッセージが相次いで投稿される事態に。同選手の振る舞いを巡る議論は収束に至っていない。
なお、町田は2024年10月、クラブや選手、スタッフに対するSNSでの誹謗中傷に対して、刑事告訴を講じると発表。藤田晋代表取締役社長が「継続的に、かつ徹底的に、我々は断固たる姿勢で誹謗中傷に対処して参ります」などと声明を出しているだけに、相馬に対する一部の投稿も掲示告訴の対象となる可能性が考えられる。
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