Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

ヴァンフォーレ甲府加入確実と報道も。ソアレスの移籍金は?

ヴァンフォーレ甲府 写真:Getty Images

 ヴァンフォーレ甲府は4月9日にYBCルヴァンカップの町田ゼルビア戦を控えるなか、ブラジル人MFヴァルデミール・ソアレスの獲得が決定的と報じられているが、移籍金は発生しない見込みだ。

 現在28歳のソアレスは、身長176cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリチーバなどブラジル国内複数クラブやポルトガルのマリティモなどを経て、2025年1月にマリティモからヴィトーリアへ移籍。2025シーズンのバイーア州選手権で全13試合中3試合の出場にとどまるなど、新天地では出場機会に恵まれていなかった。

 そんなソアレスの去就を巡っては、ブラジルメディア『Bahia Notícias』が3月24日に「日本からオファーが届いた後、ヴィトーリアと契約解除で合意」と報道。ヴィトーリアは翌日に同選手との契約解除を発表していることから、この時点で移籍金ゼロでのJリーグ移籍はほぼ確実となっていた。

 また、同選手は3月下旬の時点で鹿島の公式インスタグラムアカウント、FWエリキ(ヴィッセル神戸)、FWウェリントン(アビスパ福岡)、FWマルシーニョ(川崎フロンターレ)のインスタグラムアカウントをフォロー。J1クラブへの移籍が予想されていたが、4月に入ってFWマテウス・レイリア(甲府)のアカウントもフォロー。近日中に甲府への加入が正式決定するという。

 なお、甲府は4月5日開催の明治安田J2リーグ第8節でいわきFCに勝利。それでも12位に沈んでいるだけに、移籍金ゼロでの外国籍選手獲得は朗報と言えるだろう。