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日本代表DF菅原由勢、2部降格サウサンプトン退団か!松木玖生にも移籍報道

菅原由勢 写真:Getty Images

 サウサンプトンは4月6日に行われたプレミアリーグ第31節で、トッテナム・ホットスパーに1-3で敗れ、2部降格が決定。日本代表DF菅原由勢はこの一戦でもスタメンを外れたが、2024/25シーズン終了後に移籍する可能性が高まっているとみられる。

 菅原はオランダ1部AZアルクマールで5シーズンにわたりプレーした後、2024年夏にサウサンプトンへ完全移籍。プレミアリーグ挑戦1年目の2024/25シーズンは、開幕からリーグ戦8試合つづけてスタメン出場も、2024年12月の監督交代以降は控え要員に。トッテナム戦でも73分からプレーした。

 サウサンプトンと2028年6月まで契約を残している菅原が、英メディア『デイリーエコー』は3月4日の時点で「菅原の将来は不透明」とリポート。出場機会の減少や2部降格危機に触れた上で、退団の可能性を報じていた。サウサンプトンの2部降格が決まっただけに、北中米W杯参戦を望んでいる同選手が、欧州主要リーグでのプレーを視野に所属クラブを変える可能性は十分考えられる。

 また、同選手の移籍先候補については、イタリアメディア『カルチョメルカート』が3月25日にナポリからの関心を報道。これによると、ナポリは2025年6月に契約満了を迎えるDFデンゼル・ダンフリースの獲得を狙っていたが、同選手はインテルと契約延長で合意。ターゲットを日本人サイドバックに切り替えたという。

 なお、サウサンプトンは現在、トルコ1部ギョズテペへ期限付き移籍中のMF松木玖生も所属。2028年6月まで契約が残っている同選手の去就を巡っては、トルコメディア『Yeni Asir』が3月24日、ホッフェンハイムとアウクスブルクからのオファーやコンタクトを報じている。サウサンプトンの2部降格が日本人選手の去就にどのような影響を与えるのか注目が集まりそうだ。