Jリーグ

J1名古屋、降格圏に再転落で長谷川監督に限界論。辞任要求も

長谷川健太監督 写真:Getty Images

 J1リーグ第9節で、名古屋グランパスは4月6日にレモンガススタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦し、1-2で敗れた。今2025シーズンのアウェイ戦では1分け4敗。順位は17位から18位へと転落し、再びJ2降格圏に沈んだ。

 この結果を受け、名古屋の長谷川健太監督への批判が一層高まっている。リードされどうしても点が欲しい場面に、怪我明けでコンディションが不安視されていたFWキャスパー・ユンカーを投入したことや、「MF森島司とMF加藤玄を前半で交代させた意図が不明」という批判意見もネット上で挙がり、采配そのものへの疑問が尽きないようだ。

 その他「戦術がない」「怪我人が戻っても活かせない」「毎回“いい準備をしていきたい”と繰り返すだけで、実際に準備が結果に表れない」といった声が寄せられ、ファンの間では「もう限界」との言葉も。「頼むから辞任してほしい」といった直接的な辞任要求も数多く投稿されている。

 また、フロントに対しても不満が噴出。「長谷川監督のスタイルは進化していない」「なぜ今も続投させているのか」との指摘があり、他クラブのように違約金を払ってでも新監督を招聘すべきとの意見も出ている。町田ゼルビアの黒田剛監督や、アルビレックス新潟の小林伸二監督のような明確な戦術を持つ指揮官を望む声も上がった。

 現在の名古屋には、選手の力だけで巻き返す余地は少ないと見るファンが多く、このままでは本当に降格するという危機感が広がっている。