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清水エスパルス乾貴士、横浜FC戦で激怒…ゴール裏サポーターの声に反応?

乾貴士 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第9節の横浜FC対清水エスパルスが、4月6日に開催。試合後、アウェイゴール裏付近における元日本代表MF乾貴士(清水)の振る舞いに注目が集まっている。

 この一戦では、清水が0-2で敗北。Xでは、試合後に選手たちがアウェイゴール裏に陣取るサポーターに挨拶する時の様子を捉えた動画が拡散されているが、乾がゴール裏に向かって指さしながら怒りをあらわに。チームメイトが止めに入っている。

 不満げな表情を浮かべながらゴール裏を後にした乾だが、一部のサポーターから同選手に対して否定的なメッセージを発した可能性を指摘するコメントが寄せられている。また、乾が一部サポーターの声に反応したとみるSNSユーザーからは、クラブに対してサポーターの特定や処分を求めるコメントが相次いでいるほか、このような行為が選手の後押しにならないとの意見も湧き起こっている。

 清水サポーターと選手のやり取りを巡っては、元日本代表GK権田修一(現デブレツェニVSC)が2023年、スポーツ情報番組「スポーツパラダイス」(静岡朝日テレビ)に出演した際、「特定の選手がボールを持った時に『早くボール離せ』とか、うちのクラブのサポーターがうちの選手に対して言うのを何度か聞いた。そういうのはプラスになるのか?」と疑問を呈していた。また、2024年に国立競技場で開催されたJリーグ公式戦では、DF原輝綺が一部観客の声に反応し、怒りをあらわにしていた。

 横浜FC戦の試合結果や内容に不満を抱くサポーターは、一定数存在するとみられる。しかし、選手に対して心無い言葉を発することに否定的な考えを持つサポーターもいることは確かだ。