
浦和レッズは4月2日に行われた明治安田J1リーグ第8節で、清水エスパルスに2-1で勝利。ファン・サポーター等の間では、途中出場した元日本代表MF原口元気のプレーに注目が集まっている。
2-0と浦和リードで迎えた77分に、MF松本泰志やMF渡邊凌磨にかわり、FW大久保智明とともにピッチに立った原口だが、チームはこの交代直後にGK西川周作のオウンゴールで失点。80分以降、清水が攻勢を強めるなか、この一戦でも低調なパフォーマンスに終始した。
2025シーズンのJ1リーグ戦ではここまでほぼ全試合で途中出場。清水戦では試合を締める役割を任されたが、前線からのボール奪取やパスコースの制限が少ない印象。ネット上では、原口のプレーに対する物足りなさをあらわにするファン・サポーター等の声が上がっているほか、マチェイ・スコルジャ監督に同選手の起用を控えるよう求める意見も相次いでいる。
また、この試合では原口より3歳年上の元日本代表MF乾貴士(清水)が後半キックオフからプレー。様々なエリアに顔を出すなど、攻撃面で存在感を発揮し、浦和守備陣に脅威を与えた。それだけに、一部からは乾のパフォーマンスと比較した上で、原口を批判する声が湧き起こっているほか、誹謗中傷と解釈可能なコメントも散見されている。
なおJリーグは2025シーズン開幕前、選手、スタッフ、関係者等に対する誹謗中傷等の違法不当な行為に対して、法的措置を講じる可能性があると警告している。選手のプレーに対する不満を抱くファン・サポーター等の心理は理解できるが、誹謗中傷とみられるSNS投稿は法的措置の対象となる可能性が考えられる。
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