
明治安田J3リーグ第7節の栃木SC対栃木シティが、3月30日に栃木SCのホームであるカンセキスタジアムとちぎで開催。栃木シティ所属FW田中パウロ淳一が試合前、「栃木ダービー」という名称を巡って、SNS上で栃木SC関係者の意見に反応して話題を呼んでいたが、試合後に改めて自身の思いを発信している。
栃木県でのサッカー人気上昇を望んでいる田中は25日、Xで「次は栃木ダービーです。 栃木SCと栃木シティのどっちが栃木県で1番強いかを決める試合です。ダービーじゃないって言う人は本気ですか?」と投稿。「ここままじゃ栃木県でサッカーはバスケにボロ負けするぞ」などと、危機感をあらわにしていた。
一方、栃木SC関係者の市川聡氏は24日、個人的見解として「栃木ダービーって言葉はあまり使いたくない」とダービー否定派であることを明かすと、「ダービーって、チーム、ファンサポーター、歴史を通して醸成されていくものだと思ってるので、僕らが簡単に煽って良いものじゃないと思ってる」と投稿。これに田中は「じゃあ言わなくていいです」と反応すると、ファン・サポーター等の間で様々な意見が飛び交っていた。
そんななかで迎えた栃木県勢同士の対決では、観客数が12,807人に。スタジアムは熱気に包まれるなか、田中はスタメン出場し、気迫のこもったプレーで観客を魅了した。
同選手は試合後、自身のYouTubeチャンネルを更新。「12,000人超えました。エグない?J3一発目やで。皆さんのおかげで盛り上がりました!」と、感謝の思いを伝えると、試合前のSNS投稿の真意等について、こう語っている。
「僕はSNSで盛り上げようと思って。『栃木ダービー』って言いたいやん。本気よ!市川さんと話しましたけど、『栃木ダービー、もっと盛り上がってほしいな』という話をしていました。僕たち、サッカーとして興行やっていますけど、栃木県内で他にスポーツたくさんあります」
「特にバスケットボール(Bリーグ)、宇都宮ブレックスが盛り上がっているので、そこに負けたくないという気持ちはある、という部分では(市川さんと)一致していて。スタートを切らないといけないという意味で、栃木ダービーが盛り上がらないといけないという気持ちでした」
サッカー人気アップという観点から、市川氏と意見が一致していることを強調した田中。ライバルクラブの関係者と手を取り合う同選手の姿勢に、ファン・サポーター等からは称賛のメッセージが多く寄せられている。
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