Jリーグ 大宮アルディージャ

RB大宮・長澤徹監督「どこと試合をしても紙一重」【J2徳島戦直前取材】

RB大宮アルディージャ 写真:Getty Images 

ホームでもアウェイでもやることは一緒

ーサガン鳥栖、水戸ホーリーホック、いわきFCと3試合を経て、今後戦う上で大事になるポイントはありますか?

長澤監督:どこと試合をしても紙一重ですし、その紙一重をどう掴み取るのかというところがこの先も続くんだろうなと思います。3戦もそのように捉えて勝ちを掴み取れたゲームもあれば取り切れなかったゲームもあるので、ゲーム自体はそういう風に捉えています。

ーJ2に昇格後、ホームとアウェイで戦い方の違いはありますか?

長澤監督:あまり過剰に意識すると先入観がついてしまうので、どちらかというとホームでもアウェイでもプレーする内容は変わりません。やることは一緒。そうしないとネガティブな結果を結びつけて自分たちでマインドセットしてしまうのがサッカーチームなので。なるべく意識しないでというのがポイントだと思います。ただ、ホームの場合は勇気を出して戦えば(サポーターが)しっかり反応してくれる。あとは、自分たちの力でジャッジしていく部分に関して、ホームでもアウェイでも一緒だなということは(選手たちに)強調しています。


オリオラ・サンデー 写真:Getty Images

様々な状況に対応できる準備を

ー30日に対戦する7位の徳島ヴォルティスは、現在J2で最小失点を誇っているチームです。強固な守備に対してどのように戦っていきますか?

長澤監督:強くてテクニカルで、間違いなく優勝候補というか力のあるチームと見ていますので、戦い方としては色々な局面があるだろうなと準備しています。耐える時間もありますし、押す時間もありますし、お互いにやり合う時間もあると思います。そういった様々な状況に対してしっかり対応できる準備をして試合に入っていきたいと思います。

ー交代で入ってくる選手もカギになってくると思います。なかでも直近の公式戦で2試合連続ゴールを挙げたFWオリオラ・サンデー選手が好調ですが、どのように評価していますか?

長澤監督:昨年夏からチームにジョイントしてくれて、昇格に貢献してくれました。今年は怪我で出遅れていて、今はようやくジョイントしてやっている形です。評価としては、チームの大切な前線の選手ですし、力がある選手達の中で先発で出場しても後半から出場しても問題ない選手と評価しています。

ー試合の入り方についてですが、構えるというよりも襲い掛かるという部分が大事だと?

長澤監督:まずはこちらから出て行って相手の出方をちゃんと見ないといけない。様子を窺っていると(相手は)色々な手を持っているので、それ全部に対応するのは少し難しい。なので、こちらから出て行って相手がどう出てくるのかを感じた方がどういうゲームになるのかが分かりやすいかなと思って捉えています。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FCバルセロナ

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