
セレッソ大阪は3月26日、MF奥埜博亮が湘南ベルマーレへ完全移籍すると公式発表。功労者の電撃退団を受けて、ファン・サポーターから一部クラブ幹部に対する否定的な声が上がっているが、以前、元日本代表MF清武弘嗣のサガン鳥栖移籍時に、MF香川真司が複雑な心境を漏らしていた。
奥埜は2019年から6シーズン以上にわたり、C大阪の中心選手として活躍していたが、2025シーズンはアーサー・パパス監督のもとで出場機会が減少。J1リーグ戦で1試合の出場にとどまると、Jリーグの移籍市場最終日にチームを去った。
功労者とも言える奥埜の退団に、C大阪サポーター等からは悲観的なコメントが上がっているが、一部からは梶野智統括部長に対する批判も噴出。清武、藤田直之など、C大阪で活躍した選手の送り出し方を巡り、同部長への不満を溜めているサポーターが一定数存在するようだ。
このような功労者に対する扱いには、香川も疑問を抱いている模様。同選手は2024年7月、親交の深い清武が鳥栖へ期限付き移籍する際、インスタグラムで「正直キヨにはもっと相応しい送り出し方があったと思う」などとポスト。この投稿文をきっかけに、功労者に対するクラブ幹部や強化部の接し方が議論の対象になった。
なお、香川は2024年12月、同年限りで現役を引退した山下達也氏を労ったが、インスタグラムで「これからは次のステージでクラブの根本を大きく変えてください!」と投稿。強化担当に就任した元チームメイトに、クラブ内部に変化を起こすような働きを期待している。
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