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日本代表DF菅原由勢、W杯最終予選サウジ戦後にセリエA移籍報道

菅原由勢 写真:Getty Images

 日本代表は3月25日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、サウジアラビア代表と対戦。DF菅原由勢(サウサンプトン)が右ウイングバックでスタメン出場したが、試合終了直後に同選手の移籍報道が飛び交っている。

 イタリアメディア『カルチョメルカート』は、サウジアラビア戦終了直後に「菅原がナポリの新たなターゲットになった」とリポート。これによると、ナポリは2025年6月に契約満了を迎えるDFデンゼル・ダンフリースの獲得を狙っていたが、同選手はインテルと契約延長で合意。これにより、日本人サイドバックを獲得候補に加えたとみられる。

 菅原はオランダ1部AZアルクマールで5シーズンにわたりプレーした後、2024年夏にサウサンプトンへ完全移籍。2024/25シーズンはプレミアリーグ開幕からリーグ戦8試合つづけてスタメン出場も、2024年12月の監督交代以降はスタメン出場4試合と控え要員に甘んじている。

 サウサンプトンと2028年6月まで契約を残しているが、英メディア『デイリーエコー』は3月4日の時点で今夏退団の可能性を報道。クラブがプレミアリーグで20位と降格の可能性が高いだけに、わずか1年で所属クラブを変えることも十分考えられる。

 なお、ナポリは2024/25シーズンのセリエAで2位と、優勝争いを展開。過去に韓国代表DFキム・ミンジェを擁してリーグ優勝を成し遂げたほか、一時はMF久保建英(レアル・ソシエダ)など複数の日本人選手に対する関心も報じられていた。